サンタが街にやってきた
本日はサンタに扮して街中のゴミ拾おうという「サンタプロジェクト」なるイベントに参加。
このイベントを企画した from grassroots Hiroshima という団体を主宰しているのはひろしまジン大学学長の平尾順平氏。彼のツイートでイベントと団体の存在を知り、予定もなかったので参加してみた。
イベントの趣旨としてはプレゼントでいっぱいの筈のサンタの袋にゴミを詰め込むという社会に対する風刺の効いた活動が「きれいになった街がサンタからのプレゼント」につながるという実に洒落た物。今回で4回目で過去にはズムスタから市民球場までのゴミ拾いもしたとか。
集合場所でゴミ袋と軍手を受け取り先導係りの指示で平和公園を東に向かいクリスタルビルを過ぎたあたりで反対側に渡り戻るというコースをおよそ1時間半かけて歩くという行程。
参加者は大体30名くらい。参加者はサンタ帽を被ったりそれらしい衣装だが僕は10年以上着ている赤い上着で参加。ちなみにスタッフは赤いつなぎを着用。参加者で多いのは夫婦に親子連れ。平和大通りの緑地帯をくまなく歩き、拾ったゴミを分別して袋に回収。
マスコミの関心も高い様で新聞・テレビの同行取材あり。ただし何故か地元紙はなし。
一番多いゴミはタバコの吸殻にちり紙、飴の包み。あとはタバコの箱にビン、カンといった具合。変わったところでは道路上のバンパー(おいっ)まで様々。落ちている場所も路上から中には植え込みに突っ込んでいるものまで色々。それらを1個1個拾回収していく。
平和大通りには至る所にゴミ箱があるのも関わらず落ちているゴミには少々腹立たしいものを感じるものの、ゴミが無くなり街がきれいになるのは実に気持ちいいもの。あっという間に時間は過ぎゴール地点へ。そこでゴミを再分別してまとめる。最後にHPに上げる記念写真を撮り終了。
平和大通り、特に平和公園周辺なんてのは広島市内でもこまめに清掃されている
エリア。それが短時間のゴミ拾いで結構な数のゴミが出るのは観光都市への道は程遠いなと思いつつも気持ちのいい運動になったのは事実で、実際帰宅後に取った少し遅めの昼飯は非常に旨かったのだ。